乳製品をめぐっても、米国は市場開放を強く求めるニュージーランド(NZ)と2日までは目立った会合を持たなかった。NZのグローサー貿易相はニュージーランド・ヘラルド紙とのインタビューで「交渉国はNZが小国だからといって無視できるわけではない」と怒りをにじませた。
各国の代表団は度重なる日程延長で宿泊先や会議室の確保、航空便の変更などにも追われる。難航課題を抱える国のスタッフは徹夜続きの交渉にあたりながら、二重の作業をこなしているかたちだ。
甘利氏は3日深夜の閣僚会合でもフロマン氏に対して前向きな交渉を強く要請。その直後の記者会見で3度目の延長の可能性を問われると、「私は帰りますから」と切り捨てた。(アトランタ 小雲規生)