経団連の榊原定征会長は6日、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受け、経団連会館で会見し、「成長著しいアジア太平洋地域での共通ルールが構築できた。高度なバリューチェーンをつくっていくことができ、TPPのすべてが日本経済界の成長の大きな柱になる」と、合意を歓迎した。
さらに、中国を念頭に、今後、日中韓FTA、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の「早期妥結を目指し、平成32年をめどにしたアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP=エフタープ)につなげていってもらいたい」と語った。
影響が出るとされる国内農業については「基盤強化、成長産業化に向け、構造改革すべきだ」とし、企業の農業参画や大規模化などを求めた。「不安の声も聞かれるが、必要なら(補助金による)国内対策も必要」との認識を示した。