マレーシアは、2014年の1人当たり国内総生産(GDP)が初めて世界平均を上回った。同国政府機関のグローバル・サイエンス・アンド・イノベーション諮問評議会によると、マレーシアの14年の1人当たりGDPは1万830ドル(約130万円)で、世界平均は1万804ドルだった。20年までに先進国入りを目指す政府は自信を深めている。現地紙ニュー・ストレーツ・タイムズなどが報じた。
10年の1人当たりGDPはマレーシアの8572ドルに対して世界平均は9513ドルだった。同評議会は、初めて世界平均を上回ったことで、同国が20年の先進国入りに向けて着実に前進していることが証明されたとの認識を示した。
ナジブ・ラザク首相の科学顧問を務めるアブドゥル・ハミド・ザクリ氏は、政府が先進国入りの基準として掲げている20年の1人当たりGDP1万5000ドルの実現には、20年まで年平均695ドルの上乗せが必要になると指摘。「依然としてやるべきことは多い」と述べ、政府の16~20年の5年計画「第11次マレーシア計画」の着実な実施が必要と気を引き締めた。