北部バクニンの施設で生後5カ月の女児を抱く女性。ベトナムは人口9000万を突破し、なおも増加が続いている(AP)【拡大】
ベトナムは2歳以下の子供がいる世帯が世界平均を大きく上回り、ベビー用品市場の拡大が見込まれる。米調査会社ニールセンの調査によると、ベトナムは1歳未満の子供がいる世帯が調査対象の12%、1~2歳児がいる世帯が19%といずれも東南アジア平均の10%、12%、世界平均の5%、9%を上回った。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。
同調査は今年2~3月、世界60カ国で過去5年以内にベビー用品を購入した消費者を対象に実施。子供の年齢層や、ベビー用品を選ぶ際に重視する点などの購買傾向を調べた。その結果、ベトナムは2歳児以下のいる世帯割合が31%と人口増加が続く東南アジアで最も高水準にあり、2位フィリピンの22%を大幅に上回った。ニールセンは今後、都市化や中間層の拡大、女性の労働参画により、新興国でベビー用品市場の一層の拡大が見込めると分析している。
調査結果によると、ベビーフードを選ぶ際に重視する点として、ベトナム人消費者の50%が栄養、38%が価格、36%が安全性と回答した。おむつについては、肌触りが53%、価格が33%、夜間使用のための吸水性が33%だった。