紳士服量販店では、外国製のスーツの値下げも期待される=東京都品川区の「はるやま五反田店」【拡大】
「子供がいるので、自分の服にはあまりお金はかけられないが、良い物は欲しくなる。日本製はいい。こんな服で外国に行って、日本の良さを伝えられたら」
100年コートは、染色から縫製までの全工程を国内で行った純国産。7万~9万円台と安くはないが、売れ行きは好調だ。
日本はものづくりの国だ。高い吸水性を誇る愛媛県の今治タオル、世界で初めてチタンフレームを作った福井県鯖江市の眼鏡…。海外からも注目される地域ブランドには事欠かない。
100年コートも今秋、米国で売り出された。輸入衣類に米国がかける関税は最大32%に上るが、三陽商会の海外ビジネス開発グループ統括長の新島俊光さん(52)は自信を示す。「日本製の評価は高まりつつあると感じる。TPPは(輸出の)追い風になるだろう」