自民のTPP農水分野対策、ポイントは? 農地集約、備蓄米など (2/4ページ)

2015.11.18 06:23

 ■国産米備蓄で価格低下を防止

 国内では恒常的なコメ余りによる米価下落が問題となっている。TPPでは、米国とオーストラリアに対し発効13年目には計7万8400トンの新たなコメの無関税輸入枠を設ける。これで国内のコメ流通量が増え、さらなる価格の低下につながらないよう、国別枠に相当する量の国産米を備蓄米として買い入れる。

 政府は備蓄米の適正な在庫量を100万トンとしており、市場から毎年20万トン程度を買い上げて5年間保管し、6年目に飼料など主食用以外で販売している。

 自民党の対策では、保管期間を5年から3年に短縮することを要求。単年度に買い上げる量を単純計算で33万トン程度まで増やすことで、流通量を調整する。

 国産より大幅に安い米国産や豪州産のコメに対抗するため、政府・与党は大規模化など他の競争力強化策を併せて実施する。

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