「日本生命では育児休業の取得で成果を上げている。女性の活躍を進めていくには、女性が声を上げるだけでは限界がある。男性の意識を根本から変えなくてはならないと考え、男性職員の育児休業の取得推進に本腰を入れた。育児休業制度は、男性についてはほとんど活用されていなかった。そこで男性の取得率の向上を目指した」
--具体的には
「まず人事部が、出産予定がある職員のピックアップなどの事前調査を行った。そして、どのタイミングで休暇を取るかを上司と話し合わせ、協力体制をつくっていった。本人が業務成績などを気にすることが、これまで取得率が悪い原因でもあった。しかし、経営トップの決断で全員の取得を目指すことにすると意識が変わってきた」
「本格的に取り組んだ一昨年は279人、2年目の昨年は318人の男性職員が育休を取得し、2年連続で100%を達成した。今年も100%取得を続けている。こういったことは3年続けば企業の文化になって定着していく」