不審物が見つかった靖国神社敷地内の公衆トイレを調べる警視庁の捜査員ら=11月23日午後4時53分、東京都千代田区【拡大】
東京都千代田区九段北の靖国神社の公衆トイレで爆発音がした事件で、防犯カメラに写っていた事件直後に出国した韓国籍の男が、事件直前に入国していたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。爆発物を仕掛けるために日本に入国した計画的な犯行だった可能性がある。警視庁公安部は日本での足取りを調べるとともに、不審物の材料の入手経路について捜査を進めている。
捜査関係者によると、男は事件が発生した11月23日の直前に日本に入国。警視庁公安部は、防犯カメラの画像などから、男が宿泊した可能性がある千代田区内のホテルを割り出して家宅捜索したが、男は事件直後の11月末に出国していた。
爆発物は、構造からインターネット上で情報を入手して製造したとみられるが、リード線やパイプなど材料をそろえるのにある程度時間が必要とみられる。公安部は靖国神社に爆発物を仕掛けるために事前に準備して日本を訪れた計画的な犯行だったとみている。