アパレル業界で加速する「脱中国」 人件費高騰、急増するストライキ・抗議 (4/4ページ)

2015.12.20 17:10

ベトナム・ハノイ近郊の繊維工場。TPPの大筋合意によって、ベトナムの対米繊維輸出は近い将来、関税ゼロとなる。東南アジア各国の企業にとってTPPは、特徴さえあれば米国市場への参入機会を増大させる、おいしい協定だ=7日(ロイター)

ベトナム・ハノイ近郊の繊維工場。TPPの大筋合意によって、ベトナムの対米繊維輸出は近い将来、関税ゼロとなる。東南アジア各国の企業にとってTPPは、特徴さえあれば米国市場への参入機会を増大させる、おいしい協定だ=7日(ロイター)【拡大】

  • 習近平中国国家主席の訪越に抗議する人たち=5日、ハノイ(ロイター)
  • 筆の先を作る労働者。中国では労働集約型の生産を得意としてきた=浙江省(ロイター)
  • 安徽省の淮北市にある銀行で、紙幣を数える行員。中国・人民元は国際通貨足りうるのか(AP)
  • ハノイのベトナム国家主席府で、歓迎式典に並んで臨む中国の習近平国家主席(右)とベトナムのグエン・フー・チョン共産党書記長=5日(共同)

 香港に拠点を置く「中国労工通訊(中国労働者通信)」によると、2015年に中国本土で発生したストライキや抗議活動は、2300件にのぼり、すでに昨年よりも約1000件近く上回っている。11月は月間件数としては過去最大の301件に達したという。米ウォールストリート・ジャーナル(電子版)が伝えた。

 中国当局が発表した11月の景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)は49・6で、好不況の判断の節目である50を4カ月連続で割り込んだ。中国政府は昨年11月以来、6度の利下げや公共投資などの景気対策を踏み切ったが、効果は十分に出ず、中国国内の需要が大きく減退していることが伺える。

 ベトナムやミャンマーなど「チャイナ+ワン」とみなされるライバル国での投資過熱に伴う労務コストの急騰などの“敵失”がない限り、中国への回帰は望めそうにない。

 

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