英ロンドンで開かれたイベントで発言するホドルコフスキー氏=11月26日(ロイター)【拡大】
これに神経をとがらせているのがプーチン政権だ。ホドルコフスキー氏をはじめ、ソ連崩壊後の1990年代に富を築いたオリガルヒ(新興寡占資本家)への国民感情は総じて良くない。政権には、新たな国際手配によって、同氏は「犯罪者」や「敵」であるというイメージを国民に浸透させる狙いがありそうだ。
ユコス事件は、プーチン政権が政治・経済の国家統制を強める分水嶺だった。反政権派やリベラル派識者には、現在のロシアが「システム危機」に陥ったとの見方が強まっている。