【ASIAウオッチャー】インド・モディ政権のギアシフト(上) (2/3ページ)

2016.1.12 05:00

インド独立記念日に演説するモディ首相=2015年8月、ニューデリー(AP)

インド独立記念日に演説するモディ首相=2015年8月、ニューデリー(AP)【拡大】

 これらの政策や構想は、人々が飛びつきやすいキャッチコピーであることは間違いない。また、このコピーを使ってモディ首相が諸外国で産業誘致活動などを精力的に行っていることも事実だ。モディ政権は少なくとも、従来のゆっくりした政治の進み方からシフトチェンジを図ろうとしているというメッセージを一部に植え付けたといえるだろう。

 実際、モディ政権は行政機構改革を進めようともしている。象徴的なのは、実質的には既に役割を終えていた「計画委員会」を廃止し、代わりに15年1月1日に「政策委員会」を設置したことだ。計画委員会は、旧ソ連型の計画経済にならって政策を推進すべく、1950年に設立された。新たに生まれた政策委員会の位置づけはまだはっきりとしないが、各州の意見に耳を傾けながら参加型の開発・政策立案をするとしている。

 デジタル・インディア関連でも進展がみられる。たとえば、労働雇用省のホームページはどんなテーマに取り組んでいるのかなどがわかる政策文書が閲覧できるようになっている。政府の積極的な情報開示は、健全な民主主義を育む上でも非常に重要だ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。