記者ブリーフィングで答えるIMFのラガルド専務理事=5日、ナイジェリア(ロイター)【拡大】
【ワシントン=小雲規生】国際通貨基金(IMF)は20日、7月5日のラガルド専務理事の任期切れを前に、次期専務理事を選ぶための手続きを21日から始めると発表した。2月10日まで立候補を受け付け、3月3日までに理事会での協議で次期専務理事を決めるとしている。
ラガルド氏は昨年10月の記者会見で再選出馬の可能性について「オープンだ」と述べた。ラガルド氏の手腕には新興国からの評価も高く、「勝算のある対立候補は出ないのでは」との見方も出ている。
一方、ラガルド氏は専務理事就任前にフランスの財務相だった経歴から「フランス国内の政界に復帰する」との観測も残る。またIMF専務理事には欧州出身者、世界銀行総裁には米国出身者が選ばれるという慣例には新興国からの反発も根強く、今後の展開次第では加盟国間のせめぎあいが始まる可能性もある。