浙江省永康市にある中堅自動車メーカー、衆泰汽車(Zotye)の工場で働く労働者。中国では春節(旧正月)を控え、年末ボーナスのシーズンが訪れている(AP)【拡大】
今回の中国青年報社会調査センターの調査では、年末ボーナスの満足度について40.4%が不満を示したほか、38.5%は「普通」、21.1%が「満足」だった。
「満足」と答えた人のうち、外資系企業は29.8%、国有企業が28.5%、政府機関が22.6%、民営企業が最低の15%だった。
金額が伸びなかった原因について、45.1%が「過去1年間の(勤め先の)収益が悪かった」、37.4%が「社会的な不況の影響を受けた」と回答。多くの人が企業の視点で考え、寛容な姿勢を保っていた。
◆転職までは…
「ボーナスに不満でも転職しない」と回答したのは44.4%だった。「するかもしれない」は55.6%、「必ずする」は21.1%。「会社への忠誠心が揺らぐ」と答えたのは34.5%だった。
回答者のうち、年末ボーナスが原因で転職したことがある人は政府機関が17%、国有企業が23.8%、外資系企業が26.4%、民営企業が20.6%だった。外資系企業の人材が最も流動性が高かった。
分析によると、1回程度のボーナス減額は転職のきっかけにはならず、企業の将来性こそが転職を決意する根本的原因といえそうだ。だが年末ボーナスは企業の収益を示す指標として、社員の判断に大きく影響することも確かだ。(中国青年報=中国新聞社)