東京株式市場は大幅反発し、平均株価の上げ幅は約4カ月ぶりの大きさとなった=22日(AP)【拡大】
22日の東京株式市場は、欧州中央銀行(ECB)や日銀による追加金融緩和への期待から投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、日経平均株価は急反発した。終値は前日比941円27銭高の1万6958円53銭で、上げ幅は今年最大を記録し、昨年9月9日(1343円43銭高)以来約4カ月半ぶりの大きさとなった。東京外国為替市場では比較的安全な資産とされる円が売られ、円相場は一時1ドル=118円台前半まで下落し、前日夕方より1円以上円安ドル高に振れた。
ECBのドラギ総裁は21日の記者会見で、3月にも追加緩和に踏み切る可能性を示唆した。これを手掛かりに同日の欧米市場で株価が上昇し、22日の東京市場もその流れを引き継いだ。鉄鋼や自動車など輸出関連企業を中心に幅広い銘柄が買われ、東証1部上場銘柄の99.2%が値上がりする全面高の展開となった。平均株価の上げ幅は一時、976円に達した。
ECBに加え、来週後半に金融政策決定会合を控える日銀への追加緩和期待も市場で高まった。株安を招いた原油先物相場が21日のニューヨーク市場で反発、いったん下げ止まったことも買い安心感につながった。
平均株価は年始から下落が続き、下げ幅は21日までで3016円に達していた。今年に入り上昇したのは3営業日となった。