17日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比変わらずの1ドル=114円05~15銭をつけた。ユーロは1ユーロ=1・1123~33ドル、126円85~95銭。
朝方は米国の株価や原油先物価格が大幅に上昇したことで、投資家のリスク回避志向が弱まり、相対的に安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが先行した。
ただ、午後に公開された1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が景気先行きの不透明感増大を指摘する内容だったことで再びリスク回避の動きが強まり、円相場は前日の水準に戻った。(共同)