1日、米中西部オハイオ州コロンバスの空港で演説するトランプ氏(AP)【拡大】
米大統領選のスーパーチューズデーで快勝した共和党のドナルド・トランプ氏の選挙手法の源流をたどると、同氏の「ビジネス哲学」に行き着く。
「ジ・アート・オブ・ザ・ディール」。インターネットの世界で、こんな題名の映画が話題をさらっている。題材となったのは、トランプ氏が1987年に刊行した同名の著作だ。不動産開発で名をはせたトランプ氏の「ビジネス哲学」を紹介している。
実のところ、同映画は「お笑い」で知られるウェブサイトが配信したパロディーである。特殊メークでトランプ氏そっくりに変装した大物俳優のジョニー・デップ氏が、「あれも欲しい、これも欲しい」と子供のように駄々をこねる。
映画はトランプ氏批判が目的なのだが、あまりにも視聴者が増えてしまい、続編を求める声が強まった。製作者の意図とは裏腹に、「トランプ人気」に拍車をかけてしまったのだ。