自宅で竹ぼうきを作るグエン・スアン・トゥさん(右)と妻=2015年12月、ベトナム北部バクザン省ベトゴック村(共同)【拡大】
国連の基準で既に高齢化社会に突入しているタイでも、医療介護サービスや社会保障制度の拡充が課題だ。国が豊かになる前に高齢化が進み「経済が打撃を受ける」と産業界は憂慮する。
高齢化で先を行く日本はノウハウを生かし、国際協力機構(JICA)がタイで要介護者のサービス開発に取り組んでいる。首都バンコクや地方都市など計6地域で、日本の介護制度を基に、お年寄りの在宅ケアプランを作成。実際に介護をしながら効果を分析し、17年までにタイ政府に政策提言する計画だ。
JICAの担当者は「地域で助け合う文化が根付くタイに適した制度を作り、いずれは東南アジア各国とも共有したい」と意気込んでいる。(ハノイ、バンコク 共同)