麻生太郎財務相は22日の閣議後会見で、2017年4月に予定されている消費税率10%への引き上げをめぐり、政府・与党内で「増税後に税収が増えない場合は先送り」とする意見が浮上していることに対し「(消費税率が)8%に上がったときは(税収も)増えた」と述べ、増税先送り論の強まりを牽制(けんせい)した。
麻生氏は、消費税率が8%に引き上げられた14年度の税収は「消費税以外でも増加した」と説明。14年度の消費税収は13年度より5兆2000億円弱増え、所得税収と法人税収で約1兆7900億円伸びた。麻生氏は「(税収が)増えたことは事実として記憶しておいた方がいい」と再増税の先送り論にくぎを刺した。