【高論卓説】上値重い今後の東京株式市場 輸出主力の大型株より内需株狙いか (1/3ページ)

2016.3.29 06:48

 先月末、中国・上海で行われた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、事前に噂されていた政策協調による人民元切り下げは行われず、当たり障りのない声明が発表されて終了した。その中で「金融政策だけではバランスの取れた成長をもたらすことはできない」として、今後は各国の財政出動が期待されるとともに、「通貨の競争的切り下げ回避」が確認された。これはサプライズを持って導入された日本銀行によるマイナス金利導入を意識してのコメントであったろう。

 今後の円安が想定しにくい中で、東京市場はどのような展開になるのだろうか、米国株式市場(S&P500)とドル円相場の2つの説明変数を使って、日経平均株価の水準を重回帰分析してみた。分かりやすく書くと、S&P500指数とドル円を使って日経平均の水準を推定する計算式を作ってみた。株式市場関係者は、朝起きると、主にニューヨーク株式市場の結果とドル円をチェックして、その日の東京市場の動きを占う。もちろん原油価格や金価格、また上海市場の動向なども重要だが、こうした式は予想する項目が少ないほど使いやすい。

残念ながらこうした式は、あくまで過去の動きを説明するだけ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。