ひるがえって、日本では「東京が一番」という構図の中で「大阪が東京のおこぼれにあずかっている」と指摘する。日本でも地方で生産性を高めれば競争力のある都市になれるとする。
東京への本社移転などで地盤沈下が続く関西経済。リニアの大阪延伸は関西に経済効果をもたらすかもしれないが、全面開業が遅れて東京との距離が離れることを嘆くのではなく、自立的な都市戦略は描けないだろうか。
創薬や医療など世界的な先端技術を持つ分野やモノづくり中小企業の集積など関西の強みを生かした個性的な街づくりに成功したときには、東京との距離感は気にならなくなっているかもしれない。