「アベノミクス相場」変調 東京株、7営業日続落 (1/3ページ)

2016.4.7 05:00

東京市場は株安円高基調が続いている=6日午前、東京都港区の外為どっとコム

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 6日の東京株式市場の日経平均株価は、第2次安倍政権発足後で初めて7営業日連続して下落した。終値は前日比17円46銭安の1万5715円36銭で、約2カ月ぶりの安値水準。5日のニューヨーク市場で円相場が一時、約1年5カ月ぶりの円高水準となる1ドル=109円台に上昇し、企業業績を悪化させるとの懸念から売り注文が優勢となった。

 7営業日続落は12年11月5~13日以来、約3年5カ月ぶり。6日までの7営業日で平均株価は1400円余り下がった。

 大手証券の担当者は「政府の財政出動への期待はある一方、日銀の金融緩和策の限界や副作用が意識され、外国人を中心に日本株を手放す動きが続いているとみられる」と指摘している。

 ただ連日の下落で、割安感がある銘柄を買う動きが強まる場面もあり、前日終値を挟んでもみ合う展開が目立った。

 ◆外国人も売り越し

 日経平均株価は6日、第2次安倍晋三政権の発足後では初めてとなる7営業日続落を喫した。一時1ドル=109円台まで進んだ急激な円高ドル安で企業業績の先行き不透明感が強まったためで、日本株売買で6~7割のシェアを握る外国人投資家は足元で売りに転じている。円安が株高を誘発する「アベノミクス相場」は正念場を迎えている。

 株安を招いた最大の要因は円高だ。米国が追加利上げを急がないとの観測や原油先物相場が再び軟調になったことで、円買いドル売りが加速。円高を受け、自動車など輸出関連を中心に企業業績の悪化懸念が強まり、株売りにつながった。

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