14日の東京株式市場は円高進行にいったん歯止めが掛かったとの見方が広がり、買い安心感からほぼ全面高の展開となった。日経平均株価は3営業日続伸し、終値は前日比529円83銭高の1万6911円05銭と、約半月ぶりの高値をつけた。為替相場での円高一服に加えて、前日の欧米の株価上昇も追い風となり、投資家心理が改善した。この3日間の上げ幅は1159円に達した。
東京外国為替市場の円相場は11日に1ドル=107円63銭まで上昇したが、14日は一時1ドル=109円55銭まで下落。円安ドル高を好感し最近の下落局面で割安感が出ていた銘柄を中心に買い戻しが広がった。
また、原油先物相場の上昇基調を背景に欧米の株価が底堅く推移。投資家のリスク回避姿勢が後退した。
一方、東京証券取引所が同日発表した東京・名古屋2市場の4月第1週(4~8日)の投資家別株式売買状況では、外国人投資家は14週ぶりに買い越しに転じた。買い越し額は326億円。