3営業日ぶりに大幅反発した日経平均株価=19日、東京都内(AP)【拡大】
19日の東京株式市場は、前日の米国株式市場の堅調な動きや外国為替市場の円安ドル高基調を好感し、日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反発。終値は前日比598円49銭高の1万6874円44銭で、前日の急落分(572円08銭)を全て取り戻した。上げ幅は一時624円に達した。
前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前週末比106ドル70セント高の1万8004ドル16セントと、約9カ月ぶりに1万8000ドル台を回復。主要産油国による増産凍結協議が合意に至らず時間外取引で急落していた原油先物相場が、その後に持ち直しをみせたことで、買い優勢となった。
前日に一時1ドル=107円台後半まで大幅上昇した円相場も下落に転じ、19日の東京外為市場では一時1ドル=109円台前半まで円安ドル高に振れた。輸出関連企業の業績悪化懸念が後退し、前日の急落で割安感が出た銘柄を中心に、買い戻しの動きが広がった。
ただ、円の先高観は根強い上、原油安の恐れも大きい。市場関係者からは「熊本地震による企業活動への影響も懸念され、(株式相場は)リスクを引きずっている状況にある」(大手証券)と慎重な声もある。