21日、首相官邸に入る日銀の黒田東彦総裁。追加緩和への期待感から22日の東京市場は円安・株高が進んだ【拡大】
株式市場でも、追加緩和に向けた思惑から銀行株や不動産株の上昇が目立ったほか、円安ドル高の進行で輸出関連株も買われた。平均株価は21日までの3営業日で上げ幅が計1087円に達していたため、朝方は当面の利益を確定するための売りに押される場面もあったが、取引終盤にかけて上げ幅を広げ、この日の高値で取引を終えた。
三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「22日は期待先行で市場が動き、円安・株高が進んだ」とした上で、「日銀が来週の決定会合で動かなければ、(投資家の失望感から)円高・株安の方向に振れるだろう」との見方を示した。