12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は原油先物相場の値上がりを手掛かりに小幅反発し、前日比9・38ドル高の1万7720・50ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は23・36ポイント安の4737・33と続落した。
原油相場の上昇でシェブロンなど石油株が買われ、相場を下支えした。ダウ平均は前日に200ドルを超える大幅安となっており、割安感が出たことによる買い戻しも入った。
一方、欧州の株安で積極的な買いを見合わせる雰囲気もあり、ダウの上昇幅は限られた。原油相場が一時、軟調に推移したことも投資家を慎重にした。「このところ取引の手掛かりとなる材料に乏しく、相場の方向感が見えづらい」(米アナリスト)との声が上がっていた。(ニューヨーク 共同)