政府は13日、平成28年版首都圏白書を閣議決定した。茨城、栃木、群馬、山梨の4県で、人口減や高齢化に伴い全住宅に占める空き家(別荘など含む)の割合が上昇したと指摘。一方、人口流入が進む東京都を中心に中古住宅のニーズは拡大傾向にあるとして、空き家の有効活用や中古市場の活性化を求めている。
白書によると、空き家率の4県平均は、20年の15・3%から25年は16・4%となり、首都圏平均の12・2%(13年)を上回った。首都圏全体の空き家は、25年までの5年間で約23万戸増えた。
東京、埼玉、千葉、神奈川4都県での中古住宅の売買契約件数は17年から27年までに約2割増えるなど市場は拡大。白書は「高齢化が進むと空き家がさらに増える」として、子育てしやすい住まいへの改修など、中古住宅の活用に積極的に取り組むべきだとした。