コンサルティング会社のアクセンチュアによると、フィンテック分野への投資額は2015年に世界で223億ドル。内訳は米国の122億ドルに対し、日本は6500万ドルにとどまっており、政府や企業は危機感を強めている。
フィンテック技術のカギを握るのがベンチャー企業だ。欧米では金融危機後にITベンチャーが金融業界に続々進出し、スマートフォンを使った簡単な代金決済などユニークなサービスが急成長。大手銀行は自前の開発では急激な変化に追いつけず、ベンチャーとの連携を積極化している。
日本でもフィンテック分野での成長に向けた規制緩和の議論は進みつつある。だが、肝心のベンチャーが誕生する素地に乏しいことが課題となっており、金融庁は有識者会議を通じて支援を進めることになった。