観光投資はなお民営資本が中心で、政府投資や国有企業の投資が補完する多元的枠組みが続いている。民営企業による観光業への投資額は5779億元で、全体の57.4%。投資先はこれまでの従来型製造業や不動産業から現代型観光業へと転換している。
15年、投資のホットスポットは(農村を中心とした)郷村観光やオンライン旅行、総合的な観光プロジェクト、クルーズ旅行、スポーツ観光などだった。今後はリゾート旅行やスマート観光、文化観光、ヘルスツーリズム、特色ある地方小都市観光などが注目されるとみられている。(上海支局)