前週末までの対ドル円相場の推移【拡大】
30日の東京外国為替市場で午前11時半ごろ、円相場が一時1ドル=111円台に乗せた。4月28日以来、ちょうど1カ月ぶりの円安ドル高水準となった。米国で早期追加利上げの空気が強まりドル買いの動きが強まっていることによる。
30日は朝方は110円台半ばだったが、午前8時台には110円80銭まで円安が進み、午前11時半ごろ111円台に乗せた。
円相場は今年2月に日銀がマイナス金利政策を導入したことなどで、それまで120円程度だった対ドル円相場が一気に円高に振れ、今月3日には105円台半ばまで円高が進んだ。
しかし急な円高の揺り戻しに加えて、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げの可能性が強まったことで、ドル買いが強まった。前週末にはイエレンFRB議長が数カ月のうちに利上げが適切になるとの見方を示したことで、110円台の前半から後半へと円高が進んでいた。