参院選に向けた討論会に臨む(左から)新党改革の荒井代表、生活の党の小沢共同代表、おおさか維新の会の片山共同代表、公明党の山口代表、自民党総裁の安倍首相、民進党の岡田代表、共産党の志位委員長、社民党の吉田党首、日本のこころを大切にする党の中山代表=21日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ【拡大】
共産党は自衛隊の即時廃止か、自衛隊を憲法に明記する改正を主張しなければ筋が通らない。安保法よりよほど憲法との整合性が取れず、民進党が無視していい問題ではないはずだ。
また、岡田氏が21日の討論会で「メディアは相当自粛している」と決め付け、「参院選の最後の2週間、どうして(テレビで)党首討論をしないのか。本当に国民に伝わるのか」と声を荒らげたのには開いた口がふさがらなかった。
岡田氏が外相当時の平成22年7月、菅直人首相は参院選の街頭演説で、野党がテレビ番組などでの党首討論開催を求めていることについて、こう反論していたではないか。
「(与野党9党首による討論会の)1対8の議論は議論ではない。下手をすればつるしあげだ」
民進党のブーメラン投げのお家芸が一流なのは認めるが、少々、食傷気味になってきた。(論説委員兼政治部編集委員)