内閣府は28日、国が認めた自治体の地域活性化事業に寄付した企業の税負担を軽減する「企業版ふるさと納税」について、全国の6県から9事業、34道府県の83市町村から96事業、計105事業の申請があったと発表した。事業内容などを審査し、8月に第1弾の対象事業を認定する。
6県は福井、岐阜、鳥取、徳島、長崎、宮崎。市町村名は公表していない。申請があった事業を分野別にみると、産業振興が76で最も多く、移住・定住促進14、まちづくり9、働き方改革6だった。
申請は13~17日に受け付けていた。自治体は企業と事前に調整し、少なくとも1社から寄付が受けられる見込みが立った場合に申請できる。第2弾の申請受け付けは9月ごろの予定。
企業版ふるさと納税は今年4月に創設された。企業が本社所在地以外の自治体に寄付すると、寄付額の約6割分が法人住民税などから差し引かれる。企業が多い東京都などに偏る税収を地方に移す狙いがあり、税収が多い東京都などの一部自治体は対象外。