
民進党の開票センターで、報道陣のインタビューに答える岡田克也代表=10日午後、東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】
参院選のスローガンは「まず、2/3をとらせないこと。」と消極的な目標に終始した。岡田氏は政権交代可能な2大政党制の確立を政治信条とする。にもかかわらず、選挙戦は安倍晋三政権への批判ばかりが目立ち、有権者がそっぽを向いたとみられる。
岡田氏の言動は、首をかしげざるを得ない面もあった。岡田氏は参院選の勝敗ラインにかたくなに言及せず、“逃げ道”を打っていたともとれる。9日夜には記者団に「3年前は17人しか当選できていない。それと比べるとかなり手応えは違った」と述べたが、旧民主党時代の3年前の議席17は10年の結党以来最低という壊滅的敗北だった。
17を上回れば「前回以上の結果を出した」と言い張れる-。岡田氏の発言にはそんな計算がにじんだが、あまりにも低い目標設定に党内の理解を得られるかは見通せない。