
当選確実となった候補者にバラをつける自民党総裁の安倍晋三首相(右)と高村正彦副総裁=10日午後、東京・永田町の自民党本部(桐原正道撮影)【拡大】
安倍晋三政権への評価が争点となった第24回参院選は10日、投票が行われ、即日開票された。自民、公明両党は改選121議席の過半数を確保し、政権基盤は強化される見通し。野党側は民進、共産、社民、生活の4党が32の「1人区」で候補者を一本化して臨んだが、民進党が改選数を大きく下回るなど伸び悩んだ。
焦点の憲法改正では、国会発議に必要な3分の2(非改選と合わせて162議席)に必要な74議席を、自民、公明両党とおおさか維新の会などの改憲勢力が確保する可能性がある。
自民党は1人区で堅実な戦いをみせたほか、複数区でも東京、千葉で2人当選を確実にし、比例代表を含め改選数を上回った。ただ、岩城光英法相(福島)と島尻安伊子沖縄北方担当相(沖縄)の現職閣僚2人の落選が確実になった。
首相は10日夜のテレビ朝日番組で、内閣改造について「参院議員の任期は7月いっぱいある。経済政策の策定状況をみながら判断したい」と述べ、8月にも実施する考えを表明した。