
皇居に入られる天皇、皇后両陛下=14日午後、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)【拡大】
天皇陛下が「生前退位」の意向を示されていることについて、13日の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、陛下が「公務を真剣にとらえることで知られている」と指摘し、「公務が完全に実行されるため次の世代に皇位を譲りたいと考えたとしても不思議でない」とした。
一方、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、先の参院選で安倍晋三首相率いる自民党と改憲勢力が、憲法改正の国会発議に必要な3分の2以上の議席を確保したことに言及した上で、皇位継承1位の皇太子さまが「(日本の)平和憲法を称賛してきた」とし、今後、「安倍氏の目標とは対照的な考えを示すかもしれない」と主張した。
韓国の朝鮮日報は14日付の1面に「日王(天皇)、200年ぶりに王位(皇位)移譲」との見出しの記事を掲載。「日本では今後、宮内庁を中心に、生前譲位が可能になるよう皇室典範を見直す作業が進められる見通しだ」と伝えた。
ハンギョレ紙も1面で「82歳の日王が生前に皇太子に皇位を譲る意思を明らかにした」と報道。2面でも、ご即位の際のおことばや、皇室と朝鮮半島の関係について言及された天皇陛下の逸話を詳しく伝えた。