【高論卓説】株式長期リターン、日米で大差 市場は冷徹、構造改革の遅れ直結 (2/3ページ)

2016.7.25 06:23


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 表は横軸が投資開始時期で、縦軸が投資終了時期を示している。%の数字は年率のトータル・リターン(配当込収益率)である。例えば米国の横軸、1980年の列を縦に見ると、1990年までに12.6%の年率複利投資収益があったことがわかる。この間1980年末を100とした場合の指数は326と10年間で3倍以上になっている。2000年までの20年間は2000年がITブームだったこともあり年率15.2%、2010年までの30年間は年率10.6%、こうして2016年まで10%以上の投資収益を継続した結果、36年前の株式指数は実に37倍になったのである。

 では本邦はどうだろうか。1980年に市場全体のインデックス・ファンドを買った人がいたとして、36年間で4.2%の収益で約4倍。これはバブル相場も込みである。バブルほぼ頂点の1990年末で指数を買った人は26年かけて年率0.3%の収益。このほんどが2012年以降の収益である。

これまで日米の差は大きかったが…

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