日銀追加緩和 「次回会合で検証」 異例声明が臆測呼ぶ 失望感回避へ含み (2/2ページ)

 これを受け、SMBC日興証券の渡辺浩志氏は「『出口(緩和縮小)』に向けてのガイダンス」と予想。国債の大量購入は限界が指摘され始め、マイナス金利は銀行の収益圧迫懸念から評判が芳しくない。「国債購入を柔軟化する」とみる市場参加者も多く、同日の債券市場で、長期金利の指標となる新発10年債の終値利回りは前日より0・1%高いマイナス0・18%まで上昇(価格は下落)した。

 一方、一部のエコノミストは「今回の“小粒”の追加緩和で投資家が失望感を抱かぬよう、追加緩和に含みを持たせた」と指摘。9月20~21日開催の次回会合も再び市場の関心を集めそうだ。(藤原章裕)