【緊迫・東シナ海】海保が中国漁船救助「肝心なときに中国公船はどこに行った」 中国ネットで批判相次ぐ 

2016.8.11 20:52

沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行する中国公船。背後には漁船も見える=7日午後(第11管区海上保安本部提供)
沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行する中国公船。背後には漁船も見える=7日午後(第11管区海上保安本部提供)【拡大】

  • 漂流していた中国漁船の乗員を救助する海上保安官ら=11日(海上保安庁提供映像より複写)
  • 漂流していた中国漁船の乗員を救助する海上保安官ら=11日(海上保安庁提供映像より複写)
  • 漂流していた中国漁船の乗員を救助する海上保安官ら=11日(海上保安庁提供映像より複写)
  • 尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国漁船=5日(海上保安庁提供)
  • 尖閣諸島の接続水域で確認された中国海警局の「海監7008」=7日(海上保安庁提供)
  • 沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行する中国公船=7日(第11管区海上保安本部提供)

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域で中国漁船の乗組員6人が海上保安庁の巡視船に救助された沈没事故について、中国国営新華社通信は11日、発生場所を「東シナ海」とだけ言及した短い記事を配信した。

 一方、中国共産党機関紙の人民日報系の環球時報(電子版)は同日、日本メディアを引用して尖閣諸島周辺で中国漁船の船員が海保の巡視船に救助されたことを報道した。

 中国のネット上では「肝心なときに中国の公船はどこに行った」「日本はねばり強く領海を守っているが、某大国は数カ月に一回、数時間だけですぐ逃げ帰る」などと中国海警局の対応を批判する書き込みが相次いだ。(北京 西見由章)

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