日銀総裁、マイナス金利に深掘り余地 国債購入柔軟化に含み (3/3ページ)

 「財政政策と一体的・自動的に金融政策が決まるものではない。先進国の中央銀行は政府から一定の独立性を持つ。(財政と金融の)ポリシーミックス(政策の組み合わせ)とヘリコプターマネーは区別して考えるべきだ」

 財務省は超低金利を生かして満期まで40年の国債を増発する。これに合わせて日銀が返済期限まで猶予のある超長期債の買い入れを増やせば、中銀が返済不要の資金を政府に供給するヘリマネの「第一歩」と見なされ、円安・株高を招きやすいとの歓迎論もある。黒田総裁は「金融政策と財政政策を一体のモノとするヘリマネは現行の法制度の下では不可能」と否定した。