【イタリア中部地震】相次ぐ余震、救出作業は時間との闘い バカンス滞在者、脆弱な耐震対策で犠牲拡大 (2/2ページ)

 「救助隊員は最大限やっている」。アマトリーチェの行政関係者は伊メディアにそう語ったが、「死者はまだ増えるだろう」と表情を曇らせ、「町はもはやなくなった」と漏らした。

 現場は小さな集落が点在する山岳地帯。崖崩れやインフラの損壊などもあり、救助作業には困難が伴っているもようだ。帰省や休暇で訪れていた人も多く、被害の大きい中部アックモリも700人未満の人口に対して行政関係者は被災者が2000人以上に上るとの見通しを示している。(アマトリーチェ 宮下日出男)