財務省は30日、2017年度予算の概算要求で、借金の返済に充てる国債費が24兆6174億円になると発表した。日銀のマイナス金利政策に伴う超低金利を受け、算出根拠となる金利を下げたため、16年度の要求(26兆543億円)より約1兆4000億円減った。概算要求ベースでは5年ぶりの減額。ただ、16年度当初予算(23兆6121億円)と比べると約1兆円増となる。
国債費は国債の利払いや元本償還などに充てる。17年度の概算要求では、利払い費が10兆1465億円、元本償還費は14兆4349億円に上る。
財務省は低金利を受け、国債の利払い費を見積もる際の金利を前年度の年2.0%から過去最低の1.6%に引き下げ。利払い負担が軽くなった。
一般会計の要求総額は16年度当初より1兆円弱多い26兆7389億円とした。