東京都知事選「完敗」と石原伸晃氏が釈明 都連幹部は「執行部は総退陣だ」 (1/2ページ)

2016.8.1 06:01

東京都知事選で落選が決まり、厳しい表情の増田寛也氏(左)とあいさつする自民党都連の石原伸晃会長=31日夜、東京都千代田区
東京都知事選で落選が決まり、厳しい表情の増田寛也氏(左)とあいさつする自民党都連の石原伸晃会長=31日夜、東京都千代田区【拡大】

 安倍晋三総裁(首相)の下で国政選挙4連勝中の自民党は、保守分裂の首都決戦で手痛い黒星を喫した。閣僚らを投入する国政選挙並みの総力戦を展開したが、小池百合子氏に完敗。党都連会長の石原伸晃経済再生担当相の責任が問われるのは必至だが、石原氏は党推薦の増田寛也氏の事務所で敗戦の弁を述べただけで、早々に“逃走”した。

 「完敗だった。力不足で申し訳ない」。石原氏は小池氏当確が伝わった31日夜、こう述べた。だが、自身の責任については触れず、当初予定していた記者団への対応も行わないまま足早に事務所を後にした。

 完敗による石原氏の責任は免れない。下村博文都連会長代行は31日の民放番組で「責任はある。私を含めきちんと考えていく必要がある」と述べた。別の都連幹部は「執行部は総退陣だ」と言い切る。

 自民党の対応は最初から後手に回った。増田氏の出馬表明は告示3日前の7月11日。高い知名度を武器に先行する小池氏を相手に、自民党は増田氏のアピールよりも小池批判ばかりを強調する選挙戦術に陥った。

石原氏が「小池氏は自民党の人間ではない」と断じ、父の慎太郎元都知事まで「あの人はうそつきだ」と酷評

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。