
日米金融当局首脳の最近の主な発言【拡大】
一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が開くFOMCの結果判明は、時差の関係で日本時間22日午前3時にずれ込む。その後、イエレンFRB議長が記者会見する。日銀の追加緩和とFRBの追加利上げが重なれば、市場で日米金利差の拡大が意識され、一気に円安ドル高が進む可能性もある。
イエレン氏は8月末の講演で「利上げの条件が整ってきた」と発言。フィッシャー副議長も「雇用と物価は目標に近づいている」と述べ、市場では利上げ観測が高まった。ただ、その後に発表された8月の米雇用統計は非農業部門の就業者数が20万人の大台を割り込み、米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は半年ぶりに好不況の境目とされる50を下回った。このため9月利上げ観測は遠のきつつある。
「無風」の見方増える
市場では「日銀は追加緩和に踏み切り、FRBは利上げを見送る」との見方が根強い。