世耕弘成ロシア経済分野協力担当相(経済産業相)は13日の参院予算委員会で、11月に南米のペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて行われる日露首脳会談までに、対露経済協力に道筋を付けたいとの意向を示した。「一定の成果を出したい」と述べた。
極東開発を柱とした8項目の経済協力に関し「安倍晋三首相がペルーに行く前に、モスクワを訪問してロシア側の関係大臣とよく調整したい」とも強調した。
首相は、北方領土交渉について「ペルーで8項目を含め進展ぶりをチェックしながら、12月のプーチン大統領訪日に向けて準備を進めたい」と語った。
鶴保庸介沖縄北方担当相は、領土問題の啓発の一環として、北海道根室市など北方領土に近接する地域への観光客誘致に向け、関係省庁の連絡会議を近く設置する考えを示した。会議では中標津空港(中標津町)への格安航空会社(LCC)の就航も検討するとした。
首相は、日本籍のほかに台湾籍が残っていた民進党の蓮舫代表の「二重国籍問題」について、戸籍謄本を示して疑惑を払拭すべきだとの認識を示した。米国との二重国籍状態である自民党の小野田紀美参院議員は、フェイスブックで「国籍選択の宣言日」を記した戸籍を公開した経緯がある。