「悪質だ!」サバ乱獲中国船のブラックリスト化 水産庁、入港禁止など措置要求 (2/2ページ)

 中国漁船は東シナ海の資源量が減少し、世界有数の漁場である三陸沖、北海道沖に移ってきたとみられる。水産庁は「大型の新造船でやってきており、悪質だ。明らかに太平洋側の資源を狙ってきている」(指導監督室の広野淳室長)と危機感を募らせる。

 日本は10年以上の漁獲制限を設け資源回復に取り組んでおり、地域を代表する魚として「八戸前沖サバ(青森県)」「金華サバ(宮城県)」などとブランド化も進めている。中国船の乱獲が続けば漁獲量の減少などの影響が出る恐れがある。

 公海上の操業のため中国政府に取り締まりを求めるしかないが、監視が行き届いていないのが現状。中国の漁港での取り締まり強化を求める方針だ。