
資源の枯渇が懸念されている太平洋クロマグロ【拡大】
水産庁の太田愼吾審議官は会議の冒頭で、「国際合意に基づく制限を順守するのは極めて困難な状況。この事態を重く受け止め、再発防止に向けてさまざまな措置を講じる」と述べた。
水産庁は今月、漁獲枠を設け違反した漁業者には懲役を含む罰則を科す総漁獲可能量(TAC)制度をクロマグロにも適応する政令改正を実施。上限を超えて操業を続けた三重県など、不正のあった地域には割当量を削減する方針だ。
会議では漁獲枠を守れない日本に対し、厳しい意見が出される見通しだ。国際的な環境NGO「世界自然保護基金(WWF)ジャパン」は、「より高い目標や厳しい資源回復計画の合意形成に向けてリーダーシップを期待する」との声明を出している。