
「宮島・土曜講座」の様子【拡大】
■「花王生活科学寄附研究部門」を開設 花王と産学連携協定「寄附講座」も開講
≪東京理科大学≫
革新的な技術開発を推進し、教育研究の発展、学術の充実および研究者の育成に貢献しようと、花王と産学連携に関する協力協定を締結した。
この協定に基づく取り組みとして、研究推進機構総合研究院に「花王生活科学寄附研究部門」を開設、人々の健康な暮らしに貢献するイノベーティブな成果を創出する体制を構築するとともに、経営学部に「寄附講座」を開講する。花王の現場で培った知的財産の活用方法などの「実学」の講義を行い、社会に貢献できる人材の育成を目指す。
あわせて、両者間の人材交流を促進するため、花王の事業場における東京理科大学の学生へのインターンシップなどを進めていく。
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■大阪で「世界を変えたレコード展」開催中
≪金沢工業大学≫
ポピュラー・ミュージック・コレクション(PMC)は、所蔵する24万枚の中からおよそ5000枚のレコードジャケットを展示する「世界を変えたレコード展」を、7月23日まで大阪市北区のグランフロント大阪北館ナレッジキャピタル イベントラボで開催中。入場無料。
同大は、アナログレコードが持つジャケットのアート性にいち早く注目、工学を学ぶ学生たちの感性を刺激したいと、1992年にPMCを開設した。今回の展覧会の展示プランは、環境・建築学部の宮下智裕研究室の学生が企画。全長50メートルにおよぶタイポグラフィによる大年表や、年代ごとにインスタレーションブースを設けて、ポピュラー音楽がいかに世界を変えてきたかを実感することができる。また、ジャケット・アート・ギャラリーとして芸術性にすぐれたレコードジャケット150点も展示している。