
記者会見する民進党の蓮舫代表=18日午後、東京・永田町の民進党本部(酒巻俊介撮影)【拡大】
民進党の蓮舫代表は18日夕、党本部で臨時の記者会見を開き、台湾籍と日本国籍の「二重国籍」問題に関し、昨年9月に台湾籍を離脱した上で翌10月に日本国籍選択を宣言したことを示す戸籍謄本などを開示した。
詳報は次の通り。
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【冒頭発言】
「本日、私がすでに台湾の籍を有していないことが分かる戸籍の一部を含めた関連の資料をお示しした。本来、戸籍は開示するべきではないと思っている。また、誰かに強要されて戸籍をお示しするということはあってはならないことだというのは、まずもって申し上げさせていただきたいと思う」
「ただ、私は野党第一党の党首として、発言の信頼が揺らいでいることがあってはいけないということ。それと何よりも現政権に対して強く説明を、責任を果たすように求める立場であることを勘案して、今回、戸籍の一部も含めたその他の台湾籍を有していないことが分かる資料を公表させていただいた。ただ、これを他者に当てはめたり前例とすることは断じて認めることはできない。このことは冒頭に強く申し上げさせていただきたいと思う」
「本日、資料でお示しして確認できる事実関係だが、昨秋からご説明している通りであり、これまでの説明と全く相違はない。1985(昭和60)年の改正国籍法施行によって、私は17歳のときに届け出て日本国籍を取得した。あわせて台湾籍放棄の手続きを父が完遂してくれていたと理解していた。昨年指摘をいただくまで、台湾籍を持っているとは考えたことも思ったこともなかった」
「昨夏、報道の指摘を踏まえて、私は台湾当局に念のための確認をさせていただいたが、私の台湾籍が残っていることが判明した。当時、私の記憶によって説明があやふやになってしまったこと、申し訳なかった。17歳で日本国籍を取得して以降、旧国籍法、改正国籍法、私が取らせていただいた経過措置も含め、あるいは戸籍法に関してもっともっと私が関与して関心を持って勉強して、確認する行動を取るべきであったと、深く反省している。自分の不確かな記憶で説明してしまったことも謝罪させてほしい」
「台湾籍が残っていたことを確認した後に、速やかに離脱手続きを行った。昨年9月23日に、台湾当局から9月13日付の国籍喪失許可証書を受領した。これをもって戸籍法106条による外国国籍喪失届の手続きを行ったところ、10月7日にこの届け出が不受理となったことから、法務省の説明を踏まえて同日10月7日に、国籍法14条2項にのっとって、外国籍を放棄する選択の宣言を行った。選択の宣言の日付は去年10月7日だ」
「戸籍はすぐれて個人のプライバシーに属するものだ。戸籍の一部とはいえ、選択宣言の日付を公表することに私は一貫して慎重だった。特に選択宣言、その日付が記されたページは、私に関する情報が載っているものではなくて、私の娘と息子に関する記述のあるページだ。そのことからも、この戸籍の一部を公開することに対して私は慎重だった」