【蓮舫氏「二重国籍」会見詳報(1)】「不安定な印象を払拭することなく、政権に説明を求める姿は説得力に欠ける」 (2/2ページ)

記者会見する民進党の蓮舫代表=18日午後、東京・永田町の民進党本部(酒巻俊介撮影)
記者会見する民進党の蓮舫代表=18日午後、東京・永田町の民進党本部(酒巻俊介撮影)【拡大】

 「ただ、この春、双子がそろってはたちになり成人年齢に達したことから、この戸籍、あるいは台湾籍の問題等について、離れた所にいたけども、デジタル情報等を通じて連絡を取り合っていた。7月に息子が留学先から帰国した機会に改めて子供たちと家族で話し合いをしたところ、家族の了解が得られたこと、それと私が一人の政治家を超えてより強く説明を求められる公党の代表として、この立場を勘案して、今回資料の開示を判断したところだ」

 「『公党の代表だからこそ慎重な姿勢を貫いてほしい』。この声も多くいただいた。本当に細やかに意見書、要望書を送っていただけことにも感謝を申し上げる。多様な声があるということ、そしてそれをしっかりと受け止めたいと思う気持ちは、十分にある」

 「ただ、他方で、私に台湾の籍が残っているのではないかと指摘され、私が手続きを分かっておらず、高校生のとき以降考えたことのない台湾籍について、記憶に基づいて話したことによって、不安定な印象を深めてしまった。それを払拭することなく、『私は正しい』として、ときの政権に対して『間違いをただしてほしい』『説明を果たしてほしい』と求める姿は説得力に欠ける。この判断が資料の開示につながったことを、ぜひご理解いただきたいとお願いする」

 「今回、選択宣言の日付を公開し、台湾籍が残っていないことをお伝えしたが、こうした開示は私で最後にしてもらいたいと思う。全て国民は法の下に平等だ。人種や性別、社会的身分などで差別をされてはいけない。親や本人、子供の国籍、髪や肌の色や名前や筋など、日本人と違うところを見つけて『違わないということを戸籍で示せ』と強要することがない社会をしっかりとつくっていきたいと思っている。多様性の象徴でもある私が、自らの経験をもって差別を助長することのない社会、多様性を認め合う共生社会を、民進党代表としてつくっていきたいということを最後に強く申し上げたいと思う」

(2)「都議選敗因に問題がボリュームを占めているとは思わない」 に続く

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