
テレビ局のインタビューに応じ、厳しい表情を見せる希望の党の小池代表=22日、パリ(共同)【拡大】
共産党との共闘に固執する極端な左派5、6人を除く全員を希望の党へ移籍させるか、共産党を除く野党統一候補として無所属で出馬させるつもりだったのだ。
ところが、小池は、ずっと以前から独自候補擁立を進めており、全員を受け入れる余地はなかった。
「第2民進党」という批判も避けたい。それが、9月29日の発言につながった。
「民進党を全員受け入れる考えはさらさらありません」「排除されないことはない。排除いたします」
このきつい言葉は民進党前職の希望の党への淡い期待を打ち砕いた。
逆に枝野が率いる立憲民主党は勢いづき、希望の党から公認を拒まれた民進党前職を続々と受け入れた。自治労や日教組なども公然と支援に回った。
今回の小池と前原の動きについて、無所属で選挙戦を戦った前首相、野田佳彦は22日夜のテレビ番組でこう突き放した。
「新党は爽やかさや痛快さが必要だが、今回はドロドロしたものがにじみ出てしまった」
どうなる「内部留保金」
民進党は希望の党、立憲民主党、無所属に3分裂したが、早くも再合流の動きが始まっている。
元民進党代表の岡田克也は選挙期間中に野田や元財務相の安住淳、元党代表代行の江田憲司ら無所属仲間に次々と電話をかけ、「まずは一度集まろう」と結束を呼び掛けた。