10日からは一転して3営業日続落し、年初からの急上昇は一服したが、株高基調は続くとの見方は多い。
大発会から3営業日以上連続で上昇した年は、約8割の確率で年間ベースでも上昇している-。野村証券投資情報部が昭和25~平成29年の平均株価の状況を調べたところ、こんな経験則が明らかになった。
それによると、平均株価が大発会から3営業日以上連続で上昇したケースは、昭和26年を皮切りに平成22年まで計16回ある。
この16回を調べると、年間ベースでも上昇したのは13回、逆に下落したのは3回で、年間で上昇した割合は81%に達する。しかし、「2営業日上昇、1営業日下落」なら68%で、「1営業日上昇、2営業日下落」なら58%、さらに「3営業日以上連続で下落」なら33%と、大発会からの上昇日数が減るごとに年間で上昇した割合が低下している。
野村の山内正一郎エクイティ・マーケット・ストラテジストは「年初から買い意欲が強いということは、ファンダメンタルズがしっかりしているなどして、投資家の先行きへの強気の見方が多いということ。年間でもそうした見方が継続して、(値動きが)堅調だったケースが過去は多かったという傾向がうかがえるのではないか」と指摘する。
今年、年間ベースで上昇すれば7年連続だ。リスク要因は挙げればきりがないが、あえて探せばどこか。